紫翠 ラグジュアリーコレクション 奈良 宿泊レポート★5
Shogo
おすすめ度 ★★★★★
概要
紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良は、世界遺産・奈良公園の西端に位置するラグジュアリーホテルです。豊かな自然に囲まれ、春日大社や興福寺、東大寺などの歴史的建造物へのアクセスも良好です。
ホテルのメイン棟は、大正時代に建てられた「奈良県知事公舎」をリノベーションしたもので、歴史を感じさせる趣のある佇まいです。この公舎は、サンフランシスコ講和条約締結のために来日した連合国軍最高司令官マッカーサー元帥が滞在したことでも知られています。
全43室の客室は、奈良の伝統美とモダンなデザインを融合させた空間となっており、23室には専用温泉風呂または露天風呂が備わり、贅沢なひとときを過ごすことができます。
基本情報
ホテル名: 紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良
所在地: 奈良県奈良市高畑町1184-1
アクセス:
・ JR奈良駅よりバスで約10分
・ 近鉄奈良駅より徒歩約15分
お部屋のアップグレード
今回のプラチナエリート会員特典の恩恵です。
ホテルの外観
ホテルの入り口はマップからみて北側から入れます。今までにない「和」な入り口です。
紫翠の車寄せは、伝統とモダンが融合した美しい空間。石畳のアプローチ、シンボルツリーの松、そして四季折々の花々が、訪れる人々を温かく迎えます。
レセプション
こちらがレセプション(受付)です。こちらで予約名を伝えると別室に連れて行かれます。
「寧楽(Nara)」というお部屋でチェックインの手続きをしてくれます。ウェルカムドリンクとして、紫陽花の和紅茶を頂きました。冷たくてほてった体がゆっくりとクールダウンしていくのを感じました。
先ほどの部屋の横にあるこちらのお部屋は、サンフランシスコ講和条約の時の「御認証の間」です。
1951年、サンフランシスコ平和条約締結後の9月8日、吉田茂首相ら全権団が条約調印後の記者会見を行った場所として知られています。この場所は当時のまま保存されているようです。
お部屋まで
紫翠のゲストルームは同じ敷地内なのですが、徒歩1分もかからないぐらいの別の所にあります。奥の扉はなんと自動で開きます😀 歴史ある建物で渋いですが、設備は整っていて快適です。
このような道を通ってゲストルームまで行きます。車は入ってこれず、安全に行き来出来ます。
今回は利用しませんでしたが、次回は使ってみようと思います!
料金¥6,325(+入湯税 1名¥150)
利用時間1回1組 60分
ご利用時間06:00~11:00、15:00~23:00
で利用出来るみたいです。
奥に進むと、「花鹿」と「鳳凰」の2棟があります。私たちは花鹿の方の建物でした。景観のためか、2階までしかないのでそこまで建物は多くないです。
今回は2階のお部屋なので階段かエレベーターで上がれます。
デラックス キング,温泉付き,ガーデンビュー
お手洗いは手をかざすと自動で電気が付いて、水が出ました💧
メインルーム
お部屋は、一歩足を踏み入れた瞬間から、奈良の自然と伝統を感じられる、洗練された空間が広がっています。
木の温もりを感じる内装は、心身ともにリラックスさせてくれます。大きな窓からは、緑豊かな景色が広がり、まるで自然の中にいるかのような感覚を味わえます。
全体的に、静かで落ち着いた雰囲気で、日々の喧騒から離れて、心身ともにリフレッシュできる空間だと感じました。
ベッドはふかふかで、寝心地も抜群。照明も柔らかく、心地よい眠りに誘われます。
また、お部屋にはソファやテーブルもあり、くつろぎの時間を過ごすのに最適です。
テーブルには何やら置物が!ホテルからお誕生日のメッセージと、
柑橘系味のメレンゲが置いてありました。メレンゲはあまり好きじゃないんですが、こちらはめちゃうまでした。😋
ウェルカムフルーツで、マスカットが置いてあります!
Suiシリーズホテルはどこもあるんですかね?
これがとにかくテンションぶち上がります。😇
温泉
今回のお部屋の目玉!お部屋に温泉が付いています♨️
まさに至福のひとときを演出してくれる空間でした。
入った瞬間に感じるのは、肌を優しく包み込むような熱めのお湯。日頃の疲れがじんわりと溶け出していくようです。
そして驚いたのが、入浴中に自動で湯量を調整してくれるシステム。湯船から溢れることなく、常に一定の水位を保ってくれるので、快適な入浴体験を満喫できます。
湯船から上がると、減った分の湯が自動的に補充されるのも嬉しいポイント。いつでも清潔なお湯に浸かれるという安心感があります。
まるで専属の湯守がいるかのような、きめ細やかなおもてなしに感動しました。
そしてラグジュアリーコレクション専用の「Byredo」コラボの「Le Chemin」です。
シャンプー、ヘアコンディショナー、ボディソープ、洗面所にボディローションがあります。
やっぱりいい香りですね♪
パウダールームは、大理石のカウンターと大きな鏡が印象的な、洗練された空間。上品なアメニティと柔らかな照明が、まるで高級スパにいるかのような気分にさせてくれます。使い勝手の良い洗面ボウルやスタイリッシュな蛇口など、細部までこだわりが感じられます。
歯ブラシ、シェービングクリーム、カミソリ、コーム、ボディタオル、綿棒、コットン、ヘアゴム、シャワーキャップが真っ赤な高そうな箱に入っています。
THERA(テラ)は、奈良の豊かな自然と歴史に根ざした、MADE IN NARA, JAPANのヘルス&ビューティーブランドです。主に大和ハーブを原料とした化粧品・アロマ・雑貨を取り揃えているブランドみたいです。
伝統的な日本のモチーフである桜や扇が金箔で描かれており、ホテルの和の雰囲気と調和していますね。
レプロナイザー7D!髪がサラサラになり、ツヤも出て、まるで美容院帰りのような仕上がりになる高級ドライヤーです。
ガーデンディライト
ガーデンディライトは同じ敷地内の「世世(zeze)」というカフェで17時から18時半まで開催されています。
宿泊棟の目の前のこちらの扉が17時にオープンします。
ガーデンディライトではシャンパン🥂とおかき🍘が無料で頂けます。しかもおかわりし放題!
これでテンションMAX😎!
実はこのガーデンディライトに来る前に「世世(zeze)」にアフタヌーンティーのための来ていました。まさかすぐにまたここに来るとは笑
アフタヌーンティーの記事は別途書きます。長いので!
「翠葉」レストランでディナー
明るい時間に入店したのですが、食べ終わる頃には外は真っ暗でした。
レストラン内も結構暗めで落ち着いています。
この日は19時-21時で私たち以外に2組いました。
時河
ディナーコース「時河」では、月替わりで旬の食材を活かしたメニューが用意されており、季節ごとの奈良の食の魅力を堪能できます。紫翠に来たからには、食べたいコースですね🤤
誕生日なので奈良の日本酒「みむろ杉」を頂きました。フルーティで飲みやすかったです。
時河のディナーコースは、奈良の旬食材とフレンチの技法が見事に融合した、五感を刺激する美食体験でした。月ヶ瀬茶の茶粥から始まる独創的なメニューは、どれも繊細な味わいで、鯛も美味しく大和牛もとろけて最後のデザートまで感動が止まりませんでした😍
景色 Night ver.
紫翠は夜の夜景も綺麗でした。都会のキラキラではなく、奈良の落ち着いた和をフルで感じさせてくれます。
再び「翠葉」で朝食
朝食は朝7時から10時まで営業しています。
基本的には和食で、事前にフロントに伝えれば洋食に変更する事も出来るそうです。
ゲストルーム棟からレセプションまで行く道で、レストラン「翠葉」が見えます。
壱の膳と弐の膳のシンプルな朝食です。久しぶりにビュッフェではく、ガチの和食です。
本当の和食は日本でしか食べれないと改めて実感しました。
絶対に健康にいいですよね。毎日食べたいくらいです。
最後にスイーツチケットを交換したので、デザートで和菓子が出てきました。上品な甘さで美味しかったです。
総合評価
文句なしの大満足でした。2023年の夏にオープンしたての頃の紫翠は、レビューに⭐︎1が大量につくほどかなり幸先悪い状態でした。オープンから約1年が経とうとしている時に、ちょうどシドニー住みから一旦帰国という事で、日本の紫翠を楽しみに帰ってきました。しかも私の誕生日という事で忘れられない思い出になりました。実際のところスタッフさんはまだおどおどしていたり、注文の共有が他のスタッフさんにできておらず、違う注文が届いたりとまだ完璧なラグジュアリーコレクションの高級なレベルには足りていないと感じました。その中でもウェルカムドリンクや細やかなバースデースイーツや奈良のお日本酒をくれたりお部屋のアップグレードをして頂いて最高な2日になりました。予約から誕生日の企画までしてくれた彼女にも感謝です。同じラグジュアリーコレクションの宮古島にあるイラフSUIと同等レベルで良かったです。SUIシリーズにはあと1つ「翠嵐」という京都にある超お高いボスがいます。こちらも早く行きたいですね〜!SUIシリーズは私が1番好きなホテルなので、イラフSUIも紫翠もまた近々すぐに来たいですね。
ラグジュアリーコレクション宮古島イラフSUIの宿泊レポートはこちら